初めてご案内する原田譲さんの器です。
中国や朝鮮など東南アジアの古陶磁、
唐・宗時代の白磁に影響を受けたという原田さん。
新しいものなのに、年月を経てきたような、
静かな存在感のある、凛とした佇まいの器です。
「白瓷」を調べてみたら、素地が白く釉薬が透明で、
高温で焼いた磁器のことをいうのだそうです。
原田さんの白瓷は、趣のある乳白色をしており、
小さな黒点やホールなど、古物のような空気を纏っています。
名前の通り、深さのあるこちらの深碗は、その丸みと、
高台のバランスがとても美しく、見入ってしまいます。
緑茶、桜茶など映えるでしょうね。
懐石風に小鉢としてお使いいただいても素敵です。
※サイズ 口径 9.2cm 高 7.3cm 150ml